先週はお見合いのマナーやルールとコツをお伝えしました。
今週はその実践編というところでしょうか。
結婚相談所で婚活されている皆さんは、結婚の意思のある方だけしかいません。
交際して、お相手が結婚したいのかどうかわからない、
タイミングを見計らって迷ってしまい、
時間だけが経過するということもありません。
結婚という目的は同じですから、後は相手を探して決断するのみ。
だから早いんです。
もちろん早く決まればよいというものではありません。
一番大切な目標は幸せな結婚をして頂くことですからね。
ただ、婚活は長引いてしまうと疲れます。
お金もかかります。
何より婚活においては年齢、若さは大きな武器です。
年齢は取り戻せません。この大事な時間を浪費しないためにも、
きちんと活動して、いたずらに長引かせ過ぎない方がよいと思います。
今回は一年を目標にして結婚出来た方をモデルにお伝えします。
活動においてのスピード感と決断。
この2つを持って行動される方が1年以内に決まる方です。
どんなことを押さえて活動されたか、そのポイントを詳しくお伝えします。
まず1つめ 「いつまでに結婚を決めるかを明確にする」です。
弊所では活動スタートの際、皆さんにお尋ねしています。
やはり大体1年と考える方が多いですね。
その目標が、お相手を決めることなのか、
プロポーズなのか、ご両親への挨拶なのかとかね。
なんとなくではなく、ぜひ具体的に設定して、
その目標に向けて計画を立て、行動することをお勧めします。
お見合いで出会って、仮交際スタート、
デートを重ねて、真剣交際へ進んで、プロポーズして・・。
結婚に至るまで、様々な過程がありますから、きちんとイメージすることが必要です。
なんとなくと過ごしていると、あっという間に1年は経過してしまいます。
長くなると婚活疲れも出てきます。モチベーションを保って
活動できる目標期間を設定してスタートしてください。
2つめは「積極的にお相手に会ってみる」です。
目標設定の次は、行動のスタートです。
とにかく出会いを増やすことですね。
短期間で成婚して退会する方は、カウンセラーや仲人からの紹介や
お申込みがあったお相手と「とりあえず会ってみる」という方が多いです。
プロフィールで「好みと違うな」「希望条件とずれてるな」と思っていても、
実際に会ってみると印象が変わることもあります。
「直接会ってみること」がとても大切です。
断られるとか傷つくことを恐れて、なかなか踏み出せない方もいます。
申し込んでもお断りが来ると
自分を否定されるように感じることもあるかもしれませんが
IBJのデータからも、お見合いが成立する確率は
良くて10人に1人と言われています。
年齢によって、条件によってはさらに低くなります。
ですから、1ヶ月で2人とお見合いをしようと思ったら、
20人以上に申し込む必要があるということです。
結婚相手を見つける場所ですから、皆さんどうしても慎重です。
だから簡単にOKしないということも成立率が低い所以です。
断り断られ、ひとつひとつ気にしていては進めません。
成功者はひるまず申し込んでいます。
もうひとつご注意頂きたいのは、せっかく出会いを増やしてもダメ出しばかりで
もっと良い人探しを繰り返しても進まないということです。
ひとつひとつの出会いを大切にすることも目標に近づくための大事なポイントです。
そして3つめは「条件にこだわりすぎない」
希望条件にこだわりすぎる人はなかなかお見合いにすら進めません。
男性の場合は「年齢」「容姿」でしょうか。
女性の場合は「年収」「学歴」「容姿」。
もちろんある程度のご希望やこだわりは大切です。
でも単に若くてきれいな人とか、とにかく年収とか、漠然とその条件を死守して、
断られても頑なに外せないままでは遠回り決定ですよね。
ご希望条件には優先順位をつけて、
絶対に譲れないことを絞って取り組むことをお勧めします。
仮に3つに絞っても、他は全部目をつぶれますとはならないです。
最終的にはお人柄になります。
ですから条件が多すぎると、目の細かいザルで散々ふるいにかけて、
さらに相性の合う方を探すという、途方もない旅に出かけることになってしまいます。
④つめは「自分を客観視する」
お申込みはしているのに、婚活に行き詰まる方に多いのは
「高望み」なのかもしれません。
その場合、お申込みしてもお断りが続いてしまいます。
低い確率ながら、たまたまお見合いが成立しても、会ったら断られてしまう。
その場合、なぜうまくいかないのか一度ご自身を客観的に見て頂きたいです。
ご希望年齢を上げただけでお見合い成立率が上がり、交際に進んで、
「やっぱり年齢が近いと居心地よくて話が合います」と結婚された男性もいます。
成功する方は、年齢や職業、見た目など、
ご自分のことを客観視できている方が多いです。
長期化することでモチベーションが下がって、
不安や不満が増えてしまうこともあります。
同じ状況で活動が進んでいないという方は、一度ぜひ客観視なさってみてください。
5つめは 「相手の良い所を探す、柔軟な視点を持って見つめる」
これも過去お伝えしていますが、ダメ出し、得意な方いらっしゃるんですよね。
そんなとこまでcheckしちゃう?って。
例えば、血液型とか兄弟の順番とかで性格を限定してしまうとか。
傾向としてはあるかもしれませんが、絶対と決めつけてしまうと
お相手の選択肢がどんどん無くなってしまいます。
確かに悪い所の方が目につきやすいんですが、
結婚すると、良いと思ったところがそうでもなかったり、
マイナス点と思っていたところが意外にプラスだったりすることもあります。
「この人大雑把だなあと思っていたけれど、大変な状況に追い詰められた時、
逆にそのおおらかさに助けられた」なんて話も聞きます。
どうしても嫌なこともありますから、
それは我慢して結婚することはありませんし、避けた方がいいです。
ただある程度柔軟に捉えて、お相手を見つめるというのは大切で、
自分も同じだと、お互い様と捉えられる視点思考を持って頂ければ
出会いも変わると思います。
6つめは「自ら活動するという自立心を持つ」
よく例えるのがダイエットです。
スポーツジムに登録して、パーソナルトレーナーがついても、
運動しない、食事も変えないでは、恐らく体形は変わらないと思います。
ご自身が自ら改善しないことには、その体は変わらない。
婚活でも、紹介しても受けない、様々なアドバイスをしても
動かないでは何も変わらないです。
自ら考えて、行動する、これがまず第一歩であり、基本ではないでしょうか。
そして次のポイントのお話に繋がります。
7つめは「アドバイスを聞き入れる素直さを持つ」
結婚相談所にはせっかく仲人やカウンセラーがいるのですから、
ぜひアドバイスを受けてみて頂きたいですね。
カウンセラーは多くの婚活者と会い、結婚に導いています。
沢山のノウハウを持っていますからね。
でも自分の先入観や経験を横に置けず、聞いても否定的な姿勢になって
アドバイスを有効に活用できない方がいます。
聞いて頂けないカウンセラーも未熟ですが、
損をしてしまうのは会員さんですからもったいないです。
今までの自分の思いや考えもお持ちだとは思いますが、
ずは一旦素直に聞き入れてやってみる。
新しい考えも取り入れていくことによって新たな発見も得られるでしょうね。
そんな思考が、今まで得られなかった結果を生み育てていく流れになると思います。
沢山のカウンセラーや仲人と接していますが、皆さん、本当に
会員さんに幸せになってほしいと思ってる方が多いです。
お世話好きの方ばかり。
素直に話を聞いてくださる会員さんには、
なおさら一生懸命にお節介すると思いますので、
ぜひ耳を傾けて活用してください。
今日は一年で結婚を決めた方の特徴とポイント
お見合い編として7つに絞ってお送りしました。
① いつまでに結婚を決めるかを明確にして行動する
② 積極的にお相手に会ってみる。
③条件にこだわりすぎない
④自分を客観視する
⑤ 相手の良い所を探す、柔軟な視点を持って見つめる
⑥ 自ら活動するんだという自立心を持つ
⑦ アドバイスを聞き入れる素直さがある
なかなかお見合いが上手くいかず、婚活が長引いている方、
これからお見合いしようと思っている皆さんに
参考にして頂けたらと思います。
2023年02月04日 15:00