翻弄されるかされないか
こんにちは
みなさんは「カルメン
」という作品を
ご存知でしょうか。
原作はフランスの作家・メリメですが、ビゼーのオペラとしてとても有名です。
自由を求めて奔放に生きるジプシー女・カルメン
カルメンに翻弄され人生を棒に振る男・ホセ
そんなホセを心配し胸痛める同郷の許婚・ミカエラ
オペラに登場する伍長のホセという男は、ミカエラという許婚がいました。
女として自信たっぷりのカルメンは、自分に興味を示さないホセを誘惑し
彼に近寄り、ついには軍隊に戻れないような状況を巻き起こさせます。
そしてホセは脱走兵として、カルメン率いるジプシーの仲間になっていきます。
男と女のドロドロ劇がそこにはあるのですが・・・・・
若いころの僕は、カルメンのような魅力的・魅惑的な女性に憧れ、
地味だけど献身的に支えてくれるミカエラのような女性の良さがわからない
とても残念な男でした
それなりに恋愛で痛い目をこいて、学習していった（多分）わけですが、
なぜカルメンのような女性に惹かれたのでしょうか。
もちろん魅力的な女性だということもありますが、
とても相手を大事に思ってくれるような女性ではありません。
でもあえてそこに身を置いてしまうのはなぜ・・・・・？？
マゾなの？？？
そこにはいろいろな原因があると思います。
その中で1つ気が付いたのは
「周りに翻弄されてしまう自分」だったということです。
言い換えれば、自分自身に軸が無かったのです。
（今もなかなか厳しいですが）
自分の中にしっかりとした軸を持っている人は、常に自分が人生の主役でいられます。
脇役である周りに翻弄されることはありません。
自分の人生の主役は自分自身ですから。
そして自分を大事にすることができます。
しかし自分に軸がない人というのは、
あっちフラフラこっちフラフラと、常に周りに翻弄され
自分の人生のはずなのに主役でいられず
「脇役」という非常に残念な人生を送ってしまいます。
これは恋愛に限った話ではなく、人間関係全てにおいても
共通して言えることではないでしょうか。
「自分に軸を持つ」
とても大切なことですね。
もう少し掘り下げたお話をまたブログでしていければと思います。
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